LUXKIT A3700II 管球式メインアンプ 修理 府中市 K様
ラックスキット(Laxman)A3700II 管球式メインアンプを修理
Laxkit A3700IIは、1982年(昭和57年)に発売させれたもので、好みに合わせて出力管の8045G、2A3、6CA7、KT-88等や、回路方式を選択することができるシャーシキットです。
修理のため預かりしたA3700は、KT-88を搭載していましたが、独自に改造されたものでした。
このA3700の使用真空管: EF86(6267) x2、6AQ8 x2、KT88 x4
故障の内容は「ブツ・ブツと雑音が出る」というもので、調査の結果、複数の原因が見つかりました。
【状態および修理内容】
- 真空管ソケットとピンの接触不良、ソケットを清掃してバネ圧を修正、真空管のピンを磨いて清掃
- 入力レベル調整用ボリュームのガリで、大きな雑音が発生していたため、ボリュームを交換
- ボリュームの接触不良で、入力がオープンにならないように抵抗を追加
- シャーシ内部の半田付け不良の修正、隣接する配線同士が接触しそうな部分を修正
- KT-88真空管の1本から雑音が出て、出力レベルにも差がある状態でしたので、ご相談の上、この機会に全て新品交換しました
バイアスの調整後、動作確認を行い「Laxkit A3700II KT-88仕様」の正常動作を確認しました。
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- 真空管アンプ修理・補修
- 2019/09/22 17:00
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