LUXKIT A3300 修理 ステレオ プリアンプ 北海道 S様
LUXKIT(ラックスキット)A3300 真空管式 ステレオ プリアンプ修理。
LUXKIT A3300は、1972年(昭和47年)に発売されたラックスの真空管プリアンプです。お客様ご本人による組立と伺っております。故障内容は、方チャンネルの音がでなくなった不良で、調査の結果、ステレオ/モノ/リバース等を切り替えるロータリースイッチ周りの不良と分かりました。接点の清掃、外れた結線の接続、欠損していた配線の追加で、音が出るようになりました。
更にオイルコンデンサから液漏れが見つかりました。お客様のご希望により、液漏れしたオイルコンデンサはもちろん、全ての電解コンデンサ(ブロックコンデンサを含む)、カップリングコンデンサなども交換しました。
使用真空管:12AX7(x4)、12AU7(x2)
【状態および修理内容】
- モード切替ロータリースイッチの分解整備(接触不良改善)
- ロータリースイッチの固定が緩んでも、スイッチ本体が回転しないように対策
- ロータリースイッチのシャフトが長く、ツマミが出っ張るため、シャフトを少々カット
- 無くなっていた配線を追加、切れていた配線を接続
- オイル漏れコンデンサ交換(メイン基板のコンデンサ全て交換)
- ブロックコンデンサ交換(2個)
- ヘッドフォンアンプの電解コンデンサを全て交換
以上の修理を行いLUXKIT A3300の正常動作を確認しました。