LUXMAN CL-35II 管球式プリアンプ Rコアトランスに交換 修理 府中市 K様
LUXMAN ラックスマン CL-35Ⅱ 管球式コントロールアンプ 修理
ラックスマン CL-35-2は、1972年(昭和47年)に発売された管球式のコントロールアンプです。後にCL35 IIIが発売されましたが、修理のご注文をいただきましたコントロールアンプは、2世代目CL-35 IIです。
使用真空管: 12AX7(ECC83)x5、12AU7(ECC82)x3
「使用中に煙を出して止まってしまった」という故障で、アンプからは焦げた臭いがして、電源トランスから黒いピッチがシャーシ内に流出していました。
【状態および修理内容】
- ラックスマン純正の電源トランス焼け(トランス内部でレアショート)
- 純正の電源トランスを撤去して、トランスから流出した内容物の清掃
- 各電源回路のコンデンサなどに絶縁不良が無いことを確認
- 純正の電源トランスは入手困難のため、CL-35Ⅱ専用のRコアトランスを製作
- Rコアトランス取付けのためにシャーシを加工
- Rコアトランス交換後、正常動作を確認
以上の修理で「ラックスマン CL-35Ⅱ」管球式コントロールアンプの機能が復元しました。
- TAG:ラックスマン, Rコアトランス交換
- 真空管アンプ修理・補修
- 2019/08/26 17:00
- この記事のURL